2020津山高校第16期同窓会
内田・竹内クライミング



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津山高校第16期メーリングリストの皆さんへ。 竹内宏器です。

このところ大した出来事もなかったのですっかりご無沙汰してしまいましたが、6月9日に内田収さんたちと大山に登ってきたので報告します。



車中から大山雄姿


全員集合



NEWバナー早朝5時半に智和さんが家まで車で迎えに来てくれて、院庄インターに着くまでに内田さん、津村さん、亀川さんを拾い、総勢5人で中国縦貫道と米子道を経由して一路大山に向かう。 お天気は晴れだが、空に薄い雲がかかり快晴とは言えない。しかし梅雨が始まろうかというこの時期、文句は言えない。 米子道に入ると、時々道に霧がかかってくる。この分だと山頂からの眺望がきくかどうか心配。

米子道の溝口インターを降りた頃から大山が姿を現す。 おりしも上りはじめた朝日を背景に山頂に雲がかかった姿は、あたかも大山が帽子をかぶったように見える。(写真1をご覧ください。) 夏山道登山口に着いたのが8時少し前。 ここで川上さんと合流、総勢6名となる。 山頂の山小屋までトイレはないそうなのでここで済ませる。 8時登山開始。

先頭を行くリーダは智和さん、津山高校の4年先輩で御年80歳、ただし那岐山タイムトライアルで32キロの山道を9時間で踏破し、2位に入った強者。 続いて智和さんのリュックに結んだロープを握って内田さん、続いて川上さんが続く。 川上さんは40歳ぐらいのいかにも山男という逞しい体格の持ち主、後ろから内田さんの足の置き場所を細かく指示してサポートをする役目。 その後に私竹内が続き、さらに後ろを津村さん、亀川さん(いずれも女性で年齢は不詳)が続き、大山が初めての私に登りやすいルートや途中の見どころを教えてくれる。 最初の1合目、2合目は大山の山の形状どおりのなだらかな登りで始まる。

しかも丸太で階段が作られていて、2列縦隊でもすれ違えるほど広い。 「まるで高速道路を歩いているみたい」などの軽口も出て、後ろの女性陣が教えてくれる「レンゲツツジ」や「イワカガミ」などをの植物を鑑賞する余裕もあったが、3合目、4合目あたりから、かの有名な「大山の石段」が現れる。 石段といってもきちんとしたものではなく自然石が適当な間隔で並んでいるだけのもの、足の置き場のチョットした具合で体力の消耗度が変わってくる。

それでも皆さんの話だと「昔よりずっと歩きやすい」そうだ。 目の見えている私がどこに足を置こうか迷うのに、全く見えない内田さんがいとも平気で登っていく様子にはいつものことながら感心する、よほど智和さんとの息が合っているのか。 そんなこんなで10時ごろ5合目に到着。 ここにはコンクリート作りの立派な避難小屋があり、同時に展望台を兼ねている。

天気が良ければ日本海や由比ガ浜の眺望が楽しめるはずが、この日は心配した通り霧がかかって全く見えない、残念。 それでも山頂側に目をやると、霧の合間に「ユートピア」と呼ばれる高原や大山北東の稜線が見え隠れする。 10分ほどの休憩をとって再出発。 6合目、7合目、8合目は石段の急な登り道が続く。 朝早くから登った人たちがポツリポツリと降りてくるが、道幅も狭くすれ違いもできない。 上る人優先で降りる人が道を譲ってくれる。 とても周りの景色や草花を鑑賞する余裕はない、唯々内田さんの後をついていく。

ところが8合目を過ぎると景色が一変する。 道は急に緩やかとなり、前方に大山の頂上と山小屋が見えてくる。道の周りは背の低い「ダイセンキャラボク」の林一色となり、その上を「木道」が頂上に向かって延々と続く。 「木道」とは「ダイセンキャラボク」の林の中に鉄パイプの柱を何千本も立てて連結し、その上に長さ一間ほどの板を横に渡した橋のようなもの。これが山頂までずっと続いている。 この「木道」は登山者の歩きやすさと「ダイセンキャラボク」を登山者から守る一石二鳥の役目を果たしているようだ。 そして12時、ついに大山山頂に到着。 山頂といっても「ダイセンキャラボク」の広がったの野原の中央にある小高い丘のような感じ、山頂を示す石碑がなければ山頂とは信じ難い。(写真2をご覧ください。) ここに「木道」の延長のように百人ぐらいが滞在できるウッドデッキを階段状に作ってある。 ここで昼食。

水場はないので持ってきたお茶でおにぎりを食べる。 空腹が何よりのごちそう。 そして女性陣が差し入れてくれたスイカの美味しかったこと、こんな美味しいスイカには今後二と度と会えないだろう。 頂上のお天気は快晴、温かい日差しが頭上から降り注ぎ、暑くもなし寒くもなし。 ただし下を見ると相変わらず霧がかかっていて眺望がきかない。 霧の合間から蒜山高原が見える程度。 12時半、下山開始。 「木道」を戻って5合目の避難小屋まで一気に降りる、はずだったが6合目、7合目の石段が厄介で手こずりました。 石段の段差は降りるときの方が登るときよりなぜか大きく感じ、後ろの女性陣の指示の通り足を出そうとするのだか足が届かなかったり踏ん張りがきかなかったりで、二度も三度もしりもちをつく始末。 なんとか5合目の避難小屋に着いたときは両足の太ももはパンパンでした。 少し休んで下山再開。

3合目、4合目の石段も足の置き場に苦労したが、女性陣の助けを借りてなんとかクリア。 1合目、2合目のなだらかな丸太階段が見えたときは「やっと帰った」と安どしました。 16時、夏山同登山口到着、8時間の行程でした。 あとは米子道・中国縦貫道を帰り、18時半津山駅で皆さんとお別れしました。 私にとって初めての、しかも3年越しの大山登山だったわけですが、終わってみて「何とかやり遂げた」という満足感とサポートして頂いた方々への「ありがとう」の感謝の気持ちと「もう少し皆さんの足を引っ張らないように」という反省の想いでした。 これからも体力・気力の続く限り山登りは続けていきます。



NEWバナー 竹内さん、皆さん、内田 収です。
竹内さん一緒に大山に登るころができて大変良い思い出となりました。
  竹内さんと大山に登ろうと計画したのは一昨年秋でしたがそれからコロナ禍根で延期が続きで今回やっとのことで実行できましたね。
終って今思うとやはり大山は大きな山でしたね。
夏山道と呼ばれているメインルートで駐車場から評高差900メートルを日帰りで登って下るのは我々の歳では相当きついものになりましたね。  私はこれで大山は終りですね。今はもう登りたくないという気持ですよ。
竹内さんは本当によく登られました。半年くらい前でしたか腰を痛めたことでそれまでのようなトレーニングが十分できていなかったのですからね。竹内さんのメンタルにも乾杯です。
反面私の方は近くの山を時々、月に2回くらいは歩いていますのでその点経続しているので多有利な点はあったのですが。 近いところでは上斎原・赤和瀬の丸山、伯州山でイワウチワやイワカガミを見に、阿波の矢筈山はシャクヤク、泉山、星山はササユリ等と花の時期に合わせて登っています。
今回の大山の山仲間はありがたい人たちで4人とも私とは違って月2回程ではなく週に2回くらいは山に登る人たちです。 そして年齢的にも近く少々上の人と少し下の人たちなのでゆっくりペースで歩いて楽しんでもらえるのです。 私にとっては大変ありがたい存在なのです。 帰ってから見直してみると前回は13年前で登り下りは今回より1時間半ばかり早かったですね。
やはり体力の低下はいかんともしがたいところですが山登りはその時の現状の体力に合わせてペースをもって歩いて十分に楽しめるところが高齢者にも向いていると思っています。
竹内さん、週末は津山に帰られることが多いそうですので機会を見つけて近くの山歩きに同行して下さい。 こちらからも喜んでいることをお知らせしてみました。

超人2名のクライミングとくと御覧じあれ!!2020年11月22日


超人雄姿♪

内田 収 (2)  皆さん、竹内さん、内田です。  竹内さん、今日の脚の状態はいかがですか?  昨日は6時間の山歩き、良く歩きましたね!  昨日私はいつものグループの山登りに竹内さんを誘って8人で森林公園に行って来 ました。  この日は初めの予定は大山、次に船上山へと変更し、さらに天候悪化でまた変更し たものでした。  点気は午前中は大丈夫で下山する午後まで何とかもつのではないかという良くない 条件で近場だということで天候の変化に合わせて行動ができる場所なので決行したも のです。  9時前から「まゆみ園」〜あせび台を経て標高差300M弱を1時間半程で登って 「きたけ峰(1108M)」に登頂。  途中では太陽も顔を出して歓迎してくれます。  初冬期になって紅葉もすっかり終り葉っぱをすっかり落した木々を眺めてその落葉 をカサコソと踏みしめて汗をかいて急登を登ってやれやれ。  次のピークは1時間程歩いて「千軒平(1,090M)」。  ここからの展望は良いのですが昨日は大山の遠望がかすかに認られるくらいでした 。  秋の好天の中での紅葉をながめるのは最高ですが、また今日のように高い山での冬 の風がゴーゴーと吹きぬけて汗が冷えて寒い中での経験もまたこれはこれで良いもの です。 こんな中で昼食。竹内さんはここまで元気に登っています。寒さも大丈夫だと言う。 私は寒くて食事中はフリースとカッパの2枚を重ね着をしたのですが。  次は12時頃から次のピークの「もみじ台(1,057M)」へ。そこを経て4つ 目の「すずのこ平(1,080M)」へ。  この外周コースは全長9キロくらいで「きたけ峰」からは尾根歩きになりますが下 ってはまた登り返すというなかなかしんどい長道です。  昼過ぎからは天気はすっかり曇ったのですがどうやら下山までは雨にならないだろ うと思いながらやっとのことで「すずのこ平」に到着。  ここまで平気な人もいるのですが私はけっこうきつかったです。  そんな中で何と言っても竹内さんが頑張りましたね。  若い時に立山から穂高を歩いたそうなのですがその後50年間殆ど山登りをしてい ないのですから。  最近大山に登ろうと自宅から裏山へ登る瀬戸内海を見ながらの長時間の山歩きをし てトレーニングを1人でやっておられたのです。この効果が出ましたね!  全体としては歩き安い山とは言え不規則な段差や石ゴロの急登、急坂もある9キロ を6時間15分も歩いたのですから大したものです。  下山後管理棟で一休みをして帰ろうと外に出たとたんにポツボツと雨!  ありが とう! よくここまで我々のために待ってくれた。  卒後50年以上も接触がなくてもそのへだたりはなかったようにすんなりコミュニ ケーションができて楽しい時を過ごせるというのは同級生ならではのことですね。  竹内さん、来年は何とか大山に登りましょう。                   内田 収 ************************ 竹内宏器 (7) 会員の皆さん、竹内宏器です。 一昨日、内田収さんと森林公園に登ってきました。 当初の予定は「船上山」だったのですが、雨が降るかもしれないということで「いつ でも下山が可能」な森林公園になりました。 メンバーは8名、うち視力障碍者は内田さん、私、それともう一方の3名でした。 私は視力0.1のため距離感がつかめないだけで全体はなんとか見えていますが、内田 さんは全く見えず、もう一人の人は中心がほとんど見えず周囲がぼんやりと見えてい る状態です。 そんな人が山登りをするには、先導してくれる人のリュックにロープをかけて握り、 平たんな道以外は「これから登りになります」とか「今から急な下りになります」の ほか「30センチの階段です」や「右は崖なので左寄りに」などの細かな指示を聞いて 足先とストックの感触を頼りに足を進めるとのことです。 そんな具合なのでゆっくりしたペースと思いきや普通の人が歩くのと変わらないス ピードでした。 そのうえ尾根伝いのコースといいながら傾斜30度ぐらいの急坂を登ったり降ったりの 繰り返しで、「公園」という名前で楽なハイキングコースを想像していた私には相当 きついコースでした。 しかし途中には何か所か平たんな道があり、少し冷たい風に吹かれながら積もった枯 れ葉の上を歩きながら近くの山々の稜線を眺めながら歩いていると「まるで雲の上を あるいているよう」でした。 朝9時から登り始めて降りてきたのが15時15分、6時間15分の行程でした。 途中で一度へばりそうになりましたが、終わったときは軽い疲労感とともに、やり 切った満足感があり「やっぱり山はいいな」としょっちゅう山に登っていた学生時代 を思い出しました。 そして「次も誘って」と内田さんにお願いしましたので、次回の報告にもご期待くだ さい。 追伸 「すずのこ平」で内田さんと一緒に撮った写真を添付します。



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